現代アート絵画塾アートマネージメントシステム

絵画撮影技術ガイド【高精細な画像データづくり】

2020年開始分の募集

平面作品の高精細画像を美しく撮影するテクニック

家庭で絵画を撮影するガイドプログラムです。近年では、絵画作品の高精細画像を作者自身が保管すれば、永久的に版画を展示販売し続けることができます。

写真撮影で最も難しい被写体とされる絵画に関して、撮影作業のノウハウや注意点を手ほどきする授業と撮影演習アシストです。

1 ジクレー版画というプリントアートの時代

1997年に日本のE社が、6原色のインク吹付式プリンターを発売しました。従来の3原色プリンターにくらべ、色彩が劇的に鮮やかに変わったのです。その時から、美術作品のジャンルが増えました。

絵画を撮影して画像を調整し、様々なテクスチャーの美術紙にプリントすれば、非常に鮮やかに再現され資産価値が生まれます。ジクレーという版画カテゴリーで商品化されています。

インク吹付式プリンターの発達で、全ての画家がデジタル版画家を兼ねるようになりました。音楽ソフトと同様に美術作品をデジタル画像にして、生涯販売でき収入になる時代になりました。

2 絵画撮影はマイナー分野という実情

これからの絵画撮影は、図柄を記録する目的以上に、デジタル版画の版下づくりとして、相応の高画質を得る撮影技術が必要になったといえます。

ただし、人物撮影や風景のようには撮影技術が一般化していません。需要がアートの本業に限られるので、コマーシャル撮影のオマケ程度になり取り残されています。

その技術ポイントを謎解きして演習する企画です。細かい手間と個別アイデアでやりくりする分野であり、時流の影響も限られ、一度学べば生涯使えるテクニックです。

3 写真界で最も難しい撮影が絵画

何となくシャッターを押しても必ず撮れますが、きちんと撮るのは難題です。そのため本格的な絵画撮影からは、まだ縁遠い画家の方も多いと考えられます。

こちらで絵画の撮影データから版下をつくり、海外で版画展を行っています。ところが一押しの作品データが粗かったり、手ぶれで流れていたりなど、自己ベストが記録されていないケースがあります。

傑作絵画は労せず作れる傾向があり、思い入れもなく放置されるなど未撮影になりやすく、後で資産にできずにいる問題です。出来がよい原画に限って売却済みで、惜しいことになったりもあります。

4 外注のスタジオ撮影もよいけれど

絵画作品を撮影してくれる写真館やスタジオもあります。貴重な作品は絵画用大型スキャナーで撮影するのも方法です。が、やはりコストはかかりますから、全作品を自力で撮れる態勢も大事です。

絵画用スキャナーがない場合のスタジオ撮影は、家庭の撮影と同じ方法にとどまります。写真手貼りのポートフォリオが使われくなっていますので、自ら撮影できると今後は便利になります。

5 プログラム内容

機材関係のそろえ方、光学のセオリー解説、撮影演習のひととおりを行います。共通テキスト配布などの通信講座ではなく、ワンメイクのメールで個別に対話するかたちとなります。

  1. パソコン、メール、ツールなどITデジタル作業の基本整備
  2. 推奨カメラと各種機材のご相談
  3. 撮影機材の意外な性能について
  4. カメラとレンズの性質について
  5. 撮影法のコツと極意とアイデアについて
  6. ジクレー版画の性質について
  7. 平面作品のカメラ撮影演習ガイダンス
  8. 撮影データの保管方法
  9. デジタルポートフォリオの作成テクニック