現代アート絵画塾アートマネージメントシステム

現代アート絵画塾【アート・マネージメント・システム】

2021年開始分の募集

その絵はもっと上に行ける、実際に行けた!

画家を補強するプログラムです。作品制作プロデュースと活動全般をアシストするガイダンスで、作品をより芸術的にブラッシュアップし、欧州美術市場で売れるよう最適化する制作塾です。

プロ画家を目指す以外にも、文化教室で絵を楽しく描く余技などのケースでも、より楽しく続けられる一助となる内容です。

1 絵画制作でこんな事情はありませんか

  1. 今の作品が外国で通用するか気になる
  2. どこまで作ればよいのか、世界のレベルがわからない
  3. 日欧の嗜好の差が何なのか、みえてこない
  4. 日欧アートの差はわかるが、とるべき手がみえない
  5. やりたい作風が複数あり、どれが本命なのか迷う
  6. 自分の作風の良い点を詳しく知りたい
  7. 具象画壇歴が長く、現代アートとギャップも感じる
  8. 制作の周辺に関して、細かい情報が欲しい
  1. 美術を習ったこともなく、色々と悩むこともある
  2. 他分野から参入し、早く自分の方法を確立したい
  3. 過去に受けたアドバイスが変で、調子がよくない
  4. 今の作り方が適切なのか、他の視点も欲しい
  5. 国内で売り絵の画家で終わりそうな不安がある
  6. いつもと違う新しいアイデアが欲しい時もある
  7. 純粋に芸術として、今の方向でよいのか気になる
  8. 自分の芸術観が、自分の作品に結晶しにくい
  1. 会場で反響があったのに、結局は買われなかった
  2. 会場で商談まで進み、しかし売れ残った
  3. 会場で、手抜き作品に受け取られたかも
  4. 独自作風なのに、外国の反応が常にイマイチ
  5. 一点はできたし売れた、でも二点目が出ない
  6. 過去にくらべて、不調になった気がする
  7. そこそこ売れるが、もっと売れてよい思いがある
  8. 作品に何かが足りないとすれば、それは何か

2 現代絵画は何でもあり、ではあるけれど

現代アート、現代美術。現代らしい絵を描くのは、簡単に思えます。少ない訓練で済みそうで、ハードルが下がってはいます。高い技量は不要で、何でもありが許され。表現の自由が通り、アート無罪も追い風になっています。

しかし、買う立場となれば一転します。全世界にアートは余っていて、ありきたりの絵はいらないのです。少なくともネットで無料配布されるパソコン壁紙は超えないと、上へ行けません。誰でも画家になれる時代なので、本職は過当競争です。

しかも、制作の方向性を決める手間は逆に増えました。具象も抽象も普及し、できることが多岐に広がり前例も多いから、自分の絵を求めにくい時代です。入り口も無数にあり、アートがすき間産業化しています。作者は不確実性に直面します。

何を基準に作品をまとめるか、焦点に困る時代です。何でもありの時代が裏目に出ます。やり尽くされているから、自失しやすいのです。世界の作品をお手本にすると、どれも魅力的で、目移りして収束しにくいものです。

特に現代絵画と銘打つと、後追いの模倣では意味を疑われます。既成の概念を超えることに意義がある現代アートでは、自分の世界の構築に一工夫を要します。

3 日本の上意下達方式が最大の難点

日本と欧州国は、美術展覧会の形式が異なります。日本の画家が力を発揮しにくい、隠れた問題です。国内では問題にもされませんが、欧州遠征展示を続けると直面します。

国内の大型展覧会は、公募コンテストがほとんどです。審査員が作品を採点して、当選なら展示し、落選なら展示しません。画家は無意識に、審査に通る範囲に作品を入れます。画家の立場は受験生に似てきます。しかもコンテスト展は作品売買禁止が大半です。

一方、欧州国はアートフェアがほとんどです。作品の展示即売会です。審査の当落はなく、全作品を売りに出すバザーです。判定基準は、見物客の人数だけあります。受験ではなく商戦です。作品が買われることが受賞に相当します。

二つの仕組みの違いは、日本では上が検閲して、下を指導教育します。日本でがんばる画家は知らないうちに、落選しないよう欠点を削るマイナス思考の制作になりがちです。刺激をおさえた作品は、しかし欧州の目には物足りないのです。

展示されるだけで晴れ舞台の栄誉となる日本では、美術市場の本当の空気を体験できません。市民からもあまり真剣に見てもらえず、作品は市場で鍛えられにくい。作品スケールも萎縮しやすい、国内の困った現実です。

4 狭い美術マーケットのガラパゴス化

公募コンテスト方式とアートフェア方式の差は、画家の思想にも影響します。日本の大型公募展は作品を売らない前提だから、目的が閉そくしがちです。「芸術は人間の自由な衝動だから、何にも束縛されたくない」の教条も一例です。

「売れる絵を描くのはよくない」「商業主義はだめ」が「好きなようにしよう」「何にもじゃまされず自由に」と混濁しているのです。「売り絵」の概念を設けて、芸術と商売は相容れない反対ベクトルだとして、売り物を格下にみる傾向です。

それに対してアートフェア方式の欧米では、売ることとやりたいことは敵対しません。絵画制作は、パン屋さんがオリジナルパンをつくるのと似て、やりたいことと売れることがかい離や逆転する悩みは、それほどないようです。

自分、販売、芸術の3つが対立して妥協を考える日本だけの苦心が、制作のブレーキです。売らない前提で考える習慣が、作為の排除や詰めの甘さに表れ、作風が凡庸に横並びしやすいのです。

欧米のアート市場はケタ違いに大きく、日本よりも売れます。しかし同時に、市場に各国の強力な作品が集まり、売れる下限は上がります。外国は売れやすい面と、売れにくい面が同時です。買うほどでない作品を、買うべき作品へ改良したいところです。

5 このアート・マネージメント・システムは商戦

そうした内外の差の詳細を蓄積して、日本の画家の絵画制作を勝ち方程式に乗せて、上を目指す作戦を立てました。欧州の商戦結果をフィードバックし、作品の補強を行います。絵画制作に、スポーツで言うコーチがつきます。

作品相談や改良とリニューアルを、ごいっしょに進める企画です。ミュージシャンのアルバムづくりに協力するプロデューサーをイメージするとわかりやすいでしょう。欧州アート展示販売を想定して、絵画の助言から演習まで行います。

具体的に何をどうするかは、それぞれの個性を活かす大前提で、少しずつ異なる作業になっています。できることは豊富です。方向違いの努力はないか、抜けた工夫はないか、ある前提を守りすぎていないか、何でもない扉を閉めたままではないか。

基準になる指標は芸術性です。創造性を上げる方向と、買われやすい方向は、欧州では相反しません。芸術性があだとなりマイナス評価になる現象は、欧州では少ないのです。芸術度で評価が上がるわかりやすさがあります。

その芸術性とは具体的に何をどうすることか。その説明は、あらゆる言葉と情報を用意しています。この企画の根底に、古今東西の歴史名作の名作たる根拠があります。近年のトレンドに乗る、表面的な流行を追う解決法とは違います。

6 孤立しないチーム化で発見するもの

作品を改良する需要は、欧州美術展の当初からありました。現地客から駄目出しも受け、やめた展示もありました。現地客やコレクターは鑑賞でなく買う目的なので、買うほどでない作品が多いとNGの声が出ます。その厳しさはあります。

欧米進出の機会は思ったより限られます。デッサン教室や、似顔絵入門とは異なります。何かを教え込んだり、引っ張りはしません。現行モチーフや作風は捨てずに、無数にある既存物と違うものを探します。絵を正すのではなく、新しい突破口を見つける作業です。

資産は世界にあるのではなく、自身の内部にあります。過去や今手がけているものを出発点に、独自作風をつくりあげ芸術的価値を創出し、国際市場で「いいね」「すごい」を獲得します。SNSではなくリアル市場で。

具象画と抽象画でやることに大差はありません。芸術性の核心に、詳細な説明の用意があります。根っこの部分に、焦点を必ず結べます。芸術性を高める確かな目標が、欧州向けに有効とわかっているからです。

売却が絶対の正義でもない芸術の本質論は、最後まで残ります。売買が文化交流である欧米の価値観と、創造が自由な衝動である原始性は、常に両論あります。としても、売らない前提の異端作品も、買われる範囲に入れたいと願っています。

7 好きな絵を楽しくかくには

絵が好きで楽しくかきたいという目標も、区別なく同じ方向になっています。売れるかを気にせず、気の向くまま描く理想は、実は全ての画家が根底に持っているものです。

家庭内の文化活動も、より楽しく続くよう考えています。既存絵画の模倣から出にくい傾向は常にあるので、自分色が出せる長続きするスローなガイダンスも用意しています。

8 プログラム内容

様々な条件に個人差があるので、個別に変則的な話の順序になってきました。個人教授的な塾の趣向になります。共通テキスト配布など通信講座ではなく、ワンメイクのメールで個別に対話するかたちです(テキストの配布ではなく)。下記の課題で考えています。

  1. メールや画像送信など、デジタル作業のIT整備
  2. 既存作品分析と批評などの作戦会議
  3. 複数の作品系列から本命絞り込み計画
  4. 作品制作演習ガイダンス
  5. 理念、方針、コンセプトの策定
  6. 日欧アート市場情報の説明など
  7. 海外へ出す作品の選定シミュレーション
  8. 作品の芸術性をとらえるノウハウ
  9. 人類の芸術についての勉強会
  10. 内外体験談など意見交換タイム
  11. 作品整理術など現場対応の話題
  12. ドイツでの取扱販売契約(昔式の専属などではなく)
  13. 平面作品のカメラ撮影演習ガイダンス (別途オプション)
  14. 作家作品集のWEBサイト制作 (別途オプション)
  15. ドイツ日本美術企画展への参入 (別途オプション)