ギャラリー日独物語 Gallery Japan Deutschland Story の軌跡9

フラワーショップ内に平面作品を1年間展示する珍しい企画。美術もまたよろずの品の一つとなる、スイスの感覚による。（2011年3月22日）

一作家5点までで、壁はすぐにいっぱいに。

短期集中型でないので地味な企画に映ったものの、ボリュームは目立つ結果に。

店内の一角に設けるイベントスペースやパフォーマンス広場は、1980年代の日本でも大流行し、その後ほぼ絶滅している。スイスでは現在も稼動中。

この地では知られた花店で、美術関係者やコレクターのチェックも期待できる。

立地は、見本市会場バーゼル・メッセへ歩いてすぐの位置。バーゼル・メッセでは、国際的な見本市とフェアが年間23回行われる。

アート・バーゼル、宝石とアクセサリーのフェア、時計のフェア、本のフェアなどが知られ、世界中から客が集まる。

そのため、通りにはホテルやレストランが多数ある。この真向かいは大きな画材店。

撮影日は震災の11日後で、これは本来の広告看板ではなく、日本支援への謝意を示すもの。